INTERVIEW.
04

技術を極めた匠として
持てる力を現場に還元したい

ライフケア生産本部 徳島貞光工場 保全課
Oさん(入社7年目)
THEME.01 / UNIVERSITY

大学ではどのようなことを学ばれていましたか。

大学時代は工学部電気電子工学科に籍をおいて、距離を測定できるカメラを使った画像処理の研究を行っていました。背景を分離したりなどしていた覚えはあるんですが… 画像処理というテーマ自体が割り振られて決まったという経緯があり、積極的に選択したというわけではなかったんです。ですがもちろん現在に活かされている部分もあり、工場の検査工程ではカメラで製品を撮影して不良品を判別するのですが、画像処理に関してひと通りの知識やプログラミング経験があったことで、最初から比較的すんなりと業務に入っていけたというメリットがありました。

THEME.02 / REASON

入社理由をお聞かせください。

就職するなら今後も成長する業界がいいなと考えており、また、メーカーであれば自分自身の専攻を活かすことが出来ると思い、就職活動をしていました。リブドゥコーポレーションは全く知らなかったのですが大学に求人が来ており、アルバイト先の知人が「伸びている会社だよ」と教えてくれたんですよね。とりあえず選考に参加してみようという気持ちで応募しましたが、工場見学では案内してくださった社員の方がとてもあたたかく、仕事がしやすそうな環境だなという印象を持ちましたし、志望度も高まりました。その雰囲気の良さは選考でも変わらず、入社を決めた理由となりました。入社以来ずっと、希望していた部署で仕事を続けられていますし、私に合っている環境なのかなと思いますね。

THEME.03 / WORK

現在の仕事内容についてお聞かせください。

徳島貞光工場は大人用紙おむつ「リフレ」シリーズの生産拠点ですが、私は生産設備全体を対象にした保全業務を通じて生産性向上の実現を目指しています。検査工程における不良品検出の効率化、検査装置の導入、生産設備改善、老朽化した設備の更新などさまざまな業務を行っています。稼働開始からかなり年月を経た生産設備も多く、部品の経年劣化が要因のトラブルが起こることもあるので、日々急な対応を求められることも多いです。最近は糊付け工程での打ち具合のズレによる不良品の発生に対して、生産設備の制御調整、検査装置導入による良品と不良品のスムーズな選別に注力しています。従来は人の手による抜き取り検査が主流でしたが、センサーを設置し、信号の組合せによって不良品をより確実に検出できるようになり、効率化につながったと思います。今では工場全体のラインのうち、半分以上に私が作った検査装置を導入済です。

THEME.04 / EPISODE

思い出に残っている仕事エピソードはありますか?

盛大に失敗してしまった経験が思い出に残っています。入社2年目のことですが、生産ロス削減を目指し、それまで属人的かつ感覚に頼ってきた検査工程においてどういった要因で不良品として排出されるのか、さらに生産設備の異常停止発生履歴などのデータを取得し、根本的な分析・改善を図っていこうという動きがスタートしたんです。私は生産ラインにデータを収集するための装置導入を担当することになり、設備を動かす制御機器のプログラム変更や装置の取り付けなどを進めていきました。そして迎えたデータ取得の初日。現場のオペレーターから「設備の動きが明らかにおかしい」と連絡が入り、あわてて工場に走ると…不良品を整然と振り分けるべき機構部分が「バタバタバタバタ!」とけたたましい音を立てて想定外の激しい動きを続けているではないですか。すぐに設備をストップさせ、バックアップデータを読み込んで従来の制御に戻し、なんとか生産は続けられるようにしたものの、データ取得は失敗。生産ロス削減を目指して臨んだはずの取組みが、逆に生産ロスを生み出してしまったことにとても申し訳ない気持ちになったことを覚えています。その後、プログラムのミスを修正し、日を改めて再度行ったデータ収集によって、カメラの誤作動等の生産ロスにつながる要因を特定。オペレーターの操作改善や設備改造などを経て、実際に生産ロス削減を実現することができた時には本当にホッとしました。

THEME.05 / LEARNING

先ほど語ってもらった仕事エピソードから
何か学びはありましたか?

まだ入社2年目だったこともあり、周囲からも大目に見ていただいたものの、この失敗を通じて確認することの大切さを身をもって知ることができました。結果として自分でプログラムのミスを見つけることができましたし、細かい点までしっかりと確認していれば回避できたはずなんですよね。慌ただしい進め方でプログラミングを行っていたことも反省点で、わずかな変更部分についても落ち着いて考える時間と環境を確保した上で、見直しをすることの重要性を学ぶ機会にもなりました。多少、業務に慣れを感じていたこともあって「問題なくやれるだろう」という気持ちも少なからずあったと思うので、慢心が大きなミスにつながる怖さも実感しました。あと、この経験によって制御への関心が高まったのは自身の大きな変化だと思います。設備は「思ったとおり」ではなく「指示したとおり」に動くということを改めて認識し、制御についてもっと知りたいという気持ちが芽生えたんです。もちろん同じようなミスを繰り返さないためということもありますが、設備がなぜこうやって動くのかを知りたいという素朴な欲求が強いかもしれません。さらに制御を理解することで、日々の業務がより楽しくなるはずという新たな思いも生まれ、ますます業務に励む原動力になりました。

THEME.06 / FUTURE

今後の夢や目標について、教えてください。

お客様から遠い存在と思われる私たち保全にも、日々お客様の声や他部署に関する情報は届いています。だからこそ、私たちが作った一つひとつの製品が実際にお客様の手に渡っている実感を持つことができますし、生産設備全体の保全業務は製品の品質を左右しているという大きな責任も感じます。今後はさらに自身のスキルを高め、「制御のことならOさんに聞け」と言われるような存在として常にお客様を想い、よりよい製品をできるだけ多くの方々に届けていきたいです。

ある1日の仕事の流れ

WORK FLOW
07:45
出社
08:00
業務開始
08:30
今日1日の業務の確認、
見積り、メールチェック
09:00
現場調査、作業、回路作成
10:00
課内ミーティング
12:00
お昼休み
13:00
現場調査、作業、回路作成
16:00
片付け、作業内容まとめ
16:45
終礼
17:00
退社